ホームページとLPの違いは?目的・集客方法・費用から選び方を整理

事業全体を案内するホームページと一つの行動へ導くLPの違いを比較する記事のアイキャッチ画像

新しいサービスを案内したいとき、ホームページを作るべきか、LPを用意するべきか。どちらもWeb上で事業や商品を伝えるものですが、得意な役割は異なります。

大きな違いは、ホームページが事業全体の情報を整理し、複数の目的や訪問者を受け止めるのに対し、LPは特定の商品やサービスについて、一つの行動へ導くことに重点を置く点です。ただし、一ページで作られているからLP、複数ページならホームページと決まるわけではありません。

この記事では、ホームページとLPの違いを、目的、集客方法、構成、費用、運用の面から比較します。どちらか一方を選ぶ場合だけでなく、ホームページを土台にLPを追加した方がよいケースも整理しました。

目次

ホームページとLPの違いは、目的の広さにあります

日本で一般にホームページと呼ばれているものは、企業や事業の情報をまとめたWebサイト全体を指すことが多い言葉です。トップページを入口に、サービス、実績、事業者情報、よくある質問、お問い合わせなど、役割の異なるページを持たせられます。

LPはランディングページの略です。本来は、検索や広告などから訪問者が最初に到着したページ全般を指します。一方、Web制作や広告運用の相談では、特定の商品・サービスを一ページで訴求し、問い合わせ、購入、資料請求など一つの行動へ導くページという意味で使われるのが一般的です。この記事でも、後者をLPとして扱います。

ホームページは、事業について知りたい人へ複数の判断材料を渡す場所。LPは、特定の悩みや関心を持って訪れた人へ、必要な情報を順番に伝える場所です。この役割の違いから、構成や集客方法も変わります。

ホームページとLPを7つの項目で比較

比較項目 ホームページ LP
主な目的 事業全体の案内、信頼獲得、問い合わせ、採用、情報発信 特定の商品・サービスへの問い合わせ、購入、申込み
扱う情報 複数のサービスや対象者に関する情報 一つの訴求テーマに絞った情報
ページ構成 複数ページが一般的だが、一ページでも作れる 一ページの中で説明から行動までを完結させることが多い
主な流入 会社名検索、サービス検索、記事、紹介、SNS、広告 Web広告、SNS投稿、キャンペーン、特定の検索意図
サイト内の移動 目的に応じて複数ページを回遊してもらう 別ページへの移動を抑え、一つの流れを読んでもらう
検索対策 テーマごとにページや記事を増やし、長期的に育てやすい 一つの検索意図へ深く答えられるが、扱えるテーマは限られる
公開後の運用 情報の更新やページ追加を重ねる 広告や反応を見ながら訴求、導線、フォームを改善する

この比較は、どちらが優れているかを決めるものではありません。ホームページにLPのような訴求を取り入れることもあれば、LPからホームページの実績や事業者情報へつなぐ場合もあります。目的に合う役割分担ができているかが判断の中心です。

ホームページが向いているのは、事業全体の土台が必要な場合です

複数のサービスを扱っている、法人としての信用を示したい、採用や取引先への案内にも使いたい。このような場合は、ホームページが第一候補になります。訪問者ごとに知りたい情報が異なるため、ページを分けて必要な場所へ移動できる構成が適切です。

検索から継続的に接点を増やしたい事業でも、ホームページが土台になります。サービスごとの説明や記事を蓄積すれば、異なる検索意図に対応できます。公開時にすべてを完成させる必要はなく、事業の成長に合わせてページを追加する設計も可能です。

ホームページは、今すぐ問い合わせる人だけのためにあるわけではありません。紹介を受けた人が事業者を確認する、比較中の人が実績や料金を見る、既存顧客が連絡先を探すなど、温度の異なる訪問者を受け止めます。

必要なページ数や情報の分け方については、ホームページの構成とシングルページの判断基準で詳しく整理しています。

LPが向いているのは、一つの訴求と行動へ集中させたい場合です

LPが力を発揮しやすいのは、対象となる人、紹介する商品、求める行動が明確な場合です。例えば、期間を決めたキャンペーン、特定サービスの見積もり、セミナー申込み、資料請求などが該当します。

広告では、広告文を見て訪れた人が期待する情報と、リンク先の内容が一致している必要があります。複数のサービスが並ぶトップページへ誘導すると、どこを読めばよいか迷わせることもあるでしょう。広告ごとに対象と訴求を絞ったLPを用意すれば、入口から申込みまでの話を一つにつなげられます。

ただし、LPを作れば問い合わせが増えるとは限りません。訪問者の悩み、商品の強み、料金、実績、不安への答え、フォームまでの流れがかみ合って初めて、行動を検討できるページになります。流入が少なければ集客方法も必要ですし、広告とLPの内容がずれていれば離脱につながります。

ホームページやLPから反応が得られない場合は、問い合わせが増えない7つの原因のように、流入前、ページ内、問い合わせ直前へ分けて考えると、改善箇所を見つけやすくなります。

ホームページとLPを選ぶときに迷いやすい3つの点

シングルページのホームページとLPは同じものではありません

一ページで作られたホームページを、すべてLPと呼ぶわけではありません。シングルページのホームページは、事業案内、サービス、代表者、実績、よくある質問、問い合わせなど、ホームページに必要な情報を一ページへまとめた構成です。

対してLPは、特定の商品やサービスについて、一つの行動へ向けて情報を組み立てます。同じ一ページでも、扱う情報の広さと目的が異なります。

一ページの形式 主な役割 構成の考え方
シングルページのホームページ 事業全体の案内と信頼の土台 サイト内の主要情報を一ページへ整理する
LP 特定の商品・サービスへの行動を促す 一つの対象、一つの訴求、一つの成果地点へ絞る

立ち上げ直後の事業や、サービスが一つに絞られている個人事業では、シングルページのホームページで十分なケースがあります。その後、実績や記事が増えた段階で複数ページへ育てることも可能です。

「LPの方が安そうだから」という理由だけで選ぶと、事業者情報や実績など、継続的な信用に必要な情報が不足するかもしれません。目的を先に決め、その結果としてページ形式を選ぶ順番が自然です。

ホームページとLPの両方が必要になることもあります

ホームページとLPは、どちらか一方しか持てないものではありません。ホームページで事業全体の信用や情報を支え、広告やキャンペーンごとにLPを追加する構成は、よく使われる組み合わせです。

例えば複数の事業を持つ企業が、新しいサービスだけを広告で案内する場合、企業情報や実績はホームページで確認できるようにし、LPでは新サービスの対象者、特徴、料金、申込みへ集中させます。LPを読んだ人が運営者を確認したいとき、ホームページが信頼材料を補う関係です。

反対に、広告を使わず、紹介と会社名検索が中心で、案内する内容も少ないなら、最初から両方を作る必要はありません。ホームページ内のサービスページへ訴求をまとめるだけで、目的を果たせる場合があります。

LPだから安い、ホームページだから高いとは限りません

LPは一ページなので、複数ページのホームページより一律に安いと思われがちです。しかし、ページの長さ、原稿作成、写真や図版、デザイン、フォーム、計測、広告との連携によって制作工数は変わります。

一つの商品を深く訴求するLPでは、読み手の不安や比較材料を細かく整理し、長いページを個別にデザインすることもあります。短い会社案内サイトより、LPの方が企画や制作に時間を要するケースも珍しくありません。

見積もりでは、ページ数だけでなく、構成や原稿を誰が作るか、デザインの範囲、必要な機能、公開後の改善を含むかを比べる必要があります。制作費の内訳については、WordPressホームページ制作の費用が決まる理由も判断材料になります。

ホームページとLPは、集客方法から逆算すると選びやすくなります

どちらを作るか迷ったときは、最初に「作りたいもの」ではなく、誰がどこから訪れ、何を判断するかを整理します。

会社名やサービス名で検索した人、紹介を受けた人、採用候補者、取引先など、複数の訪問者へ情報を届けるならホームページが必要です。広告やSNSから、特定の悩みを持つ人へ一つの商品を案内するなら、LPが候補になります。

判断が難しいのは、まだ集客方法が決まっていない場合です。その段階でLPを先に作ると、完成後に流入を用意できず、ページが使われないことがあります。ホームページ、LP、広告、SEO、SNSを別々に考えるのではなく、入口から問い合わせまでの流れとして決める方が無理がありません。

次のように整理すると、必要な形が見えやすくなります。

  • 事業全体の信用と案内が必要なら、ホームページを土台にする
  • 一つの商品を一つの行動へつなげるなら、LPを検討する
  • 広告と事業全体の信用がどちらも必要なら、ホームページとLPを組み合わせる
  • 情報量が少なく目的も共通しているなら、シングルページのホームページから始める

これは固定された正解ではありません。現在の事業内容、予算、集客方法、公開後の運用に合わせて、必要な範囲を選ぶための基準です。

どちらを頼むか決まっていなくても相談できます

制作を相談する前に、ホームページかLPかを依頼者側で決めきる必要はありません。今ある情報と目的を確認し、ホームページの新規制作、既存サイト内へのLP追加、シングルページ、複数ページのどれが合うかを整理できます。

hakubi codeでは、ホームページ制作とLP制作に加え、SEO、広告運用、公開後の保守・改善まで対応しています。作るページだけでなく、どのように見つけてもらい、問い合わせへつなげるかを含めて設計します。対応内容は、サービスページでご確認いただけます。

「新しい事業を案内したいが、何を作ればよいか分からない」という段階でも問題ありません。目的と予算から必要な形を整理したい方は、お問い合わせフォームからご相談ください。

何を依頼すべきか決まっていない段階でも相談できます


目的や​予算、​必要な​ページが​固まっていなくても​問題ありません。​
まずは​事業と​現在の​状況を​確認し、​ホームページ・シングルページ・LPの​どれが​適切かを​整理します。​
既存サイトが​ある​場合は、​無料診断から​ご相談いただけます。

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