SWELL SEO対策 プラグインの必須と不要リスト

こんにちは。hakubi code 代表のてらだです。

SWELLを導入したのはいいけど、SEO対策プラグインって何を入れたらいいか悩みますよね。SWELLは多機能なテーマだからこそ、余計なプラグインは入れたくない。でも、本当にSWELL本体だけでSEO対策が足りているのか不安になる。

SEO SIMPLE PACKというプラグインがいいとは聞くけど、有名なAll in One SEOやYoast SEOと比べてどう違うのか。また、高速化やキャッシュ設定、画像の遅延読み込み機能はSWELL本体にあると聞くし、目次プラグインも不要だと。じゃあ、逆にSWELLに足りなくて、絶対に入れるべきプラグイン、例えばXMLサイトマップやEWWW Image Optimizerのような画像圧縮プラグインはどれを選べばいいのか。

こんな風に、SWELLのプラグイン構成で迷子になってしまう方は、結構多いんじゃないかなと思います。この記事では、そんなあなたの悩みをスッキリ解決するために、SWELLのSEO対策におけるプラグインの「最適解」を、技術的な理由も踏まえて分かりやすく解説していきますね。

  • SWELLのSEOプラグインが「SEO SIMPLE PACK」一択である理由
  • SWELL本体の機能のおかげで不要になるプラグインリスト
  • 画像最適化やサイトマップなどSWELLを補完する必須プラグイン
  • All in One SEOなどが非推奨とされる具体的な不具合
目次

SWELL SEO対策プラグインの基本戦略

SWELL SEO対策プラグインの基本戦略

まず、SWELLのSEOに関する「基本的な考え方」から解説しますね。SWELL開発者の「設計思想」を理解することが、ムダのないプラグイン構成への一番の近道です。なぜプラグイン選びがこんなにシンプルになるのか、その理由がわかりますよ。

SEO SIMPLE PACK一択の理由

SEO SIMPLE PACK一択の理由

いきなり結論から言いますが、SWELL環境でのSEOプラグインは、SWELL開発者ご自身が作られた「SEO SIMPLE PACK」一択です。私はこれ以外は考えられないと断言してます。

なぜなら、SWELL本体にはあえて「メタディスクリプション」や「noindex設定」といったSEOの根幹機能が搭載されていないからです。これは、もし将来あなたがSWELLから別のテーマに乗り換えた時、SWELL側に保存されたSEO設定が全て消えてしまう「テーマ・ロックイン」を避けるための、開発者による意図的な設計なんです。

SEO SIMPLE PACKは、そのSWELLが切り離したSEO機能を「プラグイン側」で引き受ける役割を持っています。つまり、この2つはセットで使うことが前提なんですね。

SWELL + SEO SIMPLE PACKが最適な理由

  • SWELL開発者が作っており、テーマとの親和性が100%保証されている
  • SWELL本体のアップデートと同時にテスト・更新されるため競合リスクがない
  • テーマ乗り換え時もプラグインを有効にし続ければSEO設定が維持される
  • SWELLにない機能(メタ情報、noindex、canonical)だけを補完する軽量設計

他の多機能SEOプラグインを入れる必要は一切ありません。というか、後述しますがSWELL環境ではむしろ不具合の原因になる可能性が高いです。

SWELL標準機能と構造化データ

SWELL標準機能と構造化データ

SWELLが「プラグインを減らせる」と言われる大きな理由の一つが、標準機能の優秀さです。特にSEOに関連する「構造化データ」について、SWELLはかなり優秀です。

サイトの基本情報や著者情報を設定しておくだけで、基本的な構造化データはSWELLが自動で出力してくれます。

そして、何よりすごいのが「FAQブロック」です。記事内でSWELLの標準ブロックである「FAQ」を使ってQ&Aを記述するだけで、Googleのリッチリザルト(検索結果でのFAQ表示)に必要な構造化データが、プラグインなしで自動的に付加されるんです。

通常、FAQ構造化データは専用のプラグインを使わないと実装が難しいんですが、SWELLなら標準機能です。これはクリック率向上にも繋がるので、使わない手はないですよね。

noindex設定とURL正規化

noindex設定とURL正規化

SEO SIMPLE PACKの核となる機能が、この「noindex(インデックス制御)」「canonical(URL正規化)」の設定です。

例えば、「内容が薄い固定ページ」や「自動生成されたアーカイブページ」がGoogleにインデックス(登録)されてしまうと、サイト全体のSEO評価が下がる原因になりかねません。

Googleは「低品質なページ」が多いサイトの評価を厳しくする傾向があります。サイト運営者が意図しないページは、しっかりnoindex設定をしてGoogleに「この記事は評価しなくていいですよ」と伝える必要があります。

SEO SIMPLE PACKを使えば、記事ごと、またはページタイプ(例:「メディアページ」)ごとに、このnoindex設定を柔軟にコントロールできます。また、URLの正規化(canonical)もここで設定できるため、重複コンテンツによる評価の分散(カニバリゼーション)を防ぐことができます。これはSWELL本体にはない、SEO対策の必須機能ですね。

OGP設定でSNS流入を狙う

OGP設定でSNS流入を狙う

SEO SIMPLE PACKは、OGP(Open Graph)設定も担当します。OGPっていうのは、TwitterやFacebookなどのSNSで記事がシェアされた時に表示される、画像(og:image)やタイトル、概要文のことです。

特にアイキャッチ画像とは別に、SNSシェア専用の画像(og:image)を設定できるのが強いです。SNSで「おっ」と思わせる画像を設定できれば、そこからの流入も期待できますよね。

SNSでキレイに表示させるため、og:imageは推奨サイズ(一般的に1200x630px)で設定するのがおすすめです。SEO SIMPLE PACKなら、記事ごとにしっかり設定できますよ。

高速化設定はSWELL本体で完結

高速化設定はSWELL本体で完結

サイトの表示速度(Core Web Vitals)は、今のSEOにおいてめちゃくちゃ重要な要素です。SWELLは、この高速化に関しても標準機能が非常に強力です。

WordPressダッシュボードの「SWELL設定」内に、専用の「高速化」タブが用意されています。ここで、キャッシュ機能や、CSS・JavaScriptファイルの読み込み最適化、画像の遅延読み込み(Lazy Load)まで、サイト高速化に必要な機能のほとんどがテーマ側で完結します。

このSWELL本体の高速化機能が優秀すぎるため、有名な「Autoptimize」や「WP Super Cache」といった包括的な高速化プラグインの導入は、原則として不要です。

SWELLの標準機能と高速化プラグインの機能を両方有効にすると、機能が競合・干渉して、サイトの表示が崩れたり、JavaScriptが動かなくなったりする可能性が非常に高いです。絶対に避けてください。

SWELLの基本的な設定や軽量化については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

SWELL SEO対策プラグインの推奨と非推奨

SWELL SEO対策プラグインの推奨と非推奨

基本戦略がわかったところで、次は具体的に「どのプラグインを入れて」「どのプラグインを避けるべきか」をリストアップして解説していきますね。ここを間違えると、せっかくのSWELLの良さを消してしまう可能性もあるので、しっかりチェックしていきましょう。

SWELLに不要なプラグイン一覧

SWELLに不要なプラグイン一覧

まず、SWELLの強力な標準機能のおかげで「不要になるプラグイン」から。これらをインストールしている場合は、SWELLの標準機能に切り替えて、プラグインを停止・削除することを強く推奨します。

  • 目次生成プラグイン (例: Table of Contents Plus, Easy Table of Contents) SWELLは標準で高機能な目次自動生成機能を搭載しています。
  • 画像遅延読み込みプラグイン (例: Lazy Load by WP Rocket) SWELLの「高速化」設定に標準搭載されています。
  • ふきだしプラグイン (例: Speech Bubble) SWELLは標準で高性能な「ふきだしブロック」を搭載しています。
  • クラシックエディタ関連 (例: Classic Editor, AddQuicktag, TinyMCE Advanced) SWELLは最新のブロックエディタに完全最適化されたテーマです。旧エディタ用プラグインは動作を不安定にする可能性があり、非推奨です。

プラグインは、サイトの表示速度、セキュリティ、安定性に直結します。インストールするプラグインは少ないほど、サイトは速く、安全になります。SWELLの標準機能を最大限に活用しましょう。

All in One SEOが非推奨の根拠

All in One SEOが非推奨の根拠

「SEO SIMPLE PACKじゃなくて、使い慣れたAll in One SEO (AIOSEO) じゃダメなんですか?」という質問もよくいただきます。

結論から言うと、SWELL環境での AIOSEO や Yoast SEO の使用は非推奨です。

機能がSEO SIMPLE PACKと重複する、というのも理由の一つですが、もっと深刻な理由があります。それは、SWELL環境でAIOSEOを有効化すると、記事投稿画面のレイアウトが崩れるという具体的な不具合が報告されているからです。

AIOSEOによる不具合の例

SWELLの公式フォーラムでは、「AIOSEOを有効化したらタイトル入力欄が極端に狭くなった」といった報告が上がっています(2024年6月時点)。これは、AIOSEOがWordPressの編集画面に強く干渉し、SWELLのCSSやブロックエディタの構造と競合するために発生すると考えられます。

SWELLとSEO SIMPLE PACKは開発者が同じため、このような競合は起こり得ません。安定性を考えても、選択肢はSEO SIMPLE PACK一択ですね。

おすすめのXMLサイトマップとは

おすすめのXMLサイトマップとは

SWELLとSEO SIMPLE PACKの組み合わせは強力ですが、意図的にカバーされていない「穴」が一つあります。それが、Googleのクローラーにサイト構造を伝えるための「XMLサイトマップ(sitemap.xml)」を生成する機能です。

「え、WordPressって標準でサイトマップ作るんじゃないの?」と思うかもですが、その通りです。WordPress 5.5以降、標準で /wp-sitemap.xml が生成されます。でも、この標準機能はちょっと機能不足で、noindex設定の反映などに課題があるんですね。

そこでおすすめなのが、「XML Sitemap & Google News」というプラグインです。

「XML Sitemap & Google News」を推奨する理由

このプラグインの最大のメリットは、WordPress標準のサイトマップ機能を自動で無効化してくれる点です。これにより、サイトマップが二重に生成される競合を防げます。

さらに、投稿タイプごと、カテゴリやタグごとに、サイトマップに含めるか否かを細かく制御できるため、SEO的にも最適なサイトマップをGoogleに送信できますよ。

(ちなみに、読者さん向けのサイトマップ(HTMLサイトマップ)は、SEO対策の文脈では必須ではありません。ユーザビリティ向上のために設置するのは良いですが、プラグインを増やしてまで優先するものではない、と私は考えています。)

EWWW Image Optimizerの設定

EWWW Image Optimizerの設定

SWELLのSEO対策において、最も重要な「補完プラグイン」がこれです。「EWWW Image Optimizer」。これは画像最適化プラグインですね。

SWELLは画像の「遅延読み込み」はしてくれますが、「画像圧縮(軽量化)」や「WebP(ウェッピー)化」はしてくれません。WebPはGoogleが開発した次世代画像フォーマットで、これを導入するとPageSpeed Insightsのスコアが劇的に改善することがあります。(出典:Google Developers『WebP』

EWWW Image Optimizerは、画像のアップロード時に自動で画像を圧縮し、WebPにも変換してくれる優れものです。

ただし、SWELL環境で使うには、絶対に守らないといけない設定が一つあります。

【最重要】EWWW側の「遅延読み込み」は必ずオフ!

EWWW Image Optimizerにも、独自の「遅延読み込み(Lazy Load)」機能が搭載されています。これを有効化してしまうと、SWELL本体の遅延読み込み機能とJavaScriptが競合し、画像が正しく表示されなくなる可能性があります。

EWWWをインストールしたら、必ず設定画面で「遅延読み込み」のチェックを外し、無効化してください。遅延読み込みは、SWELL側の機能を使うのが正解です。

まとめ:SWELL SEO対策プラグインの最適解

まとめ:SWELL SEO対策プラグインの最適解

さて、長くなりましたが、SWELL SEO対策プラグインの最適解をまとめます。基本は「SWELL本体の機能 + SEO SIMPLE PACK」を軸に、足りない機能だけを信頼できるプラグインで補う、という考え方ですね。

ここでは、「SEO対策(直接・間接)」と「サイト運営の基盤」という2つの観点から、SWELLの推奨プラグイン構成を紹介します。

【SEO対策】推奨プラグイン

これらはSWELLのSEOを強化・補完するために導入するプラグインです。

  • SEO SIMPLE PACK(SEOの基本設定) メタディスクリプション、noindex、canonicalなど、SWELL本体にないSEOの核となる機能を担います。
  • XML Sitemap & Google News(クローラー巡回) Googleにサイト構造を正しく伝えるXMLサイトマップを生成するために必須です。
  • EWWW Image Optimizer(サイト高速化) 画像の圧縮とWebP化を行い、Core Web Vitals対策として間接的にSEOに貢献します。※必須設定:EWWW側の遅延読み込みはオフ。

【サイト運営基盤】推奨プラグイン

これらはSEOに直接関係しませんが、SWELLでサイトを安定運営するために、私が必須だと考えているプラグインです。

  • XO Security(セキュリティ対策) SiteGuard WP PluginはSWELL側から「要注意」とされているため、競合報告のないこちらを推奨しています。
  • WPvivid(バックアップ) サイトのデータを守るために、バックアッププラグインは必須です。テスト環境からの自動移行、スケジュールバックアップ等を無料で実施できる優秀なプラグインです。
  • Snow Monkey Forms(お問い合わせフォーム) SWELLと同じブロックエディタで直感的に操作でき、日本のフォームに必要な「確認画面」も標準搭載しているため、最適解だと考えています。

フォームプラグインの選定理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。

プラグインを適切に管理して、SWELLのパフォーマンスを最大限に引き出してあげましょう。

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