【完全版】WordPress&SWELLで失敗しない初期設定!プロ厳選18の重要設定

WordPressの有料テーマ『SWELL』。直感的な操作で、プロ並みの洗練されたデザインが特徴のテーマです。

この記事は、SWELLを使ってコーディングなし(ノーコード)でWebサイトを制作する連載の第一弾です。
難易度を抑えた【初級編】として、架空のおしゃれなカフェ「Komorebi Cafe」のシングルページサイト制作を一緒に進めます。

まずはこの【初期設定編】で、公開後に失敗しないための強固な土台を構築します。

プログラミングスキルに自信がなくても心配無用です。この設定を終える頃には、

  • Webサイト制作における初期設定の全手順がわかる!
  • SWELLを安全かつ最適に運用するための重要設定が身につく
  • プロレベルのサイト制作のベースが整う!

ようになっているはずです。SWELLの強力な機能と楽しさを体験しながら、一緒にサイト制作の準備を完了させましょう!

目次

Webサイトを制作するための事前準備

SWELLを使ってWebサイトを作るために、まずは以下の準備が必要です。

  1. サーバーの準備
  2. WordPressのインストール
  3. SWELLテーマの準備

サーバーの準備

Webサイトを公開するためには、レンタルサーバーの契約が必要です。 まだの方は、以下の記事などを参考に準備を進めてください。

WordPressのインストール

サーバーの準備ができたら、WordPressをインストールします。 各レンタルサーバーの簡易インストール機能を使えば、すぐに完了します。

SWELLテーマの準備

次に、主役であるSWELLテーマをWordPressに導入します。

STEP 1:公式サイトで購入する SWELL公式サイトにアクセスし、購入します。 決済が完了すると、SWELLの会員サイト「SWELLERS’」にログインできるようになります。

STEP 2:親テーマと子テーマをダウンロードする 「SWELLERS’」にログイン後、マイページから以下の2つのファイルをダウンロードします。

  1. SWELL(親テーマ)
  2. SWELL CHILD(子テーマ)

【重要】 2つのファイルはzipファイルのまま(解凍しないでください)保存しておきます。 デザインのカスタマイズは「子テーマ」に対して行うため、必ず両方ダウンロードしてください。

STEP 3:WordPressにSWELLをアップロードする WordPressの管理画面にログインします。 [外観] → [テーマ] の順にクリックします。

WordPressのテーマアップロード画面
WordPressテーマのインストール完了画面。テーマページへ移動ボタンが表示されている

※次のステップで子テーマを有効化しますので、有効化せずにテーマページへ移動し、とりあえず親テーマと子テーマをインストールすることで問題ありません。

  1. [新規追加] → [テーマのアップロード] をクリック。
  2. swell-theme-xxx.zip親テーマ)を選択してインストール。
  3. 再度 [テーマのアップロード] をクリック。
  4. swell_child.zip子テーマ)を選択してインストール。

STEP 4:子テーマを有効化する 親テーマと子テーマのインストールが完了したら、必ず「SWELL CHILD」の方にカーソルを合わせ、[有効化] ボタンをクリックします。

WordPressのテーマ一覧画面。SWELL CHILDテーマの有効化ボタンが表示されている
WordPressテーマ管理画面でSWELL CHILDテーマが有効化されている状態

これでSWELLを使う準備が整いました!
ダッシュボードの上部バーから、サイトを確認してみましょう。SWELLの初期画面が表示されているはずです。

WordPress管理バーのサイトを表示メニュー
風化した木製の壁の前に緑色の自転車が置かれた「さあ、始めよう。」のテキスト付きkomorebi cafeのメインビジュアル

ダッシュボード「設定」で行うべき初期設定

ここから、サイトのデザインを整えるための初期設定を行っていきます。

WordPressをインストールした直後や、設定を見直す際に必ずチェックしておきたいのが、管理画面の「設定」メニューです。ここでは、サイトの基本情報や公開設定、URL構造など、全般に関わる基本的な設定を行います。

「設定」>「一般」で行う初期設定

WordPress管理画面の設定メニュー。一般設定が選択されている状態

サイトアドレスのSSL化(httpsへの変更)を確認する

まずは「設定」>「一般」から見ていきましょう。

WordPressの一般設定画面でサイトアドレスとWordPressアドレスのURL入力欄

サイトのセキュリティとSEO対策の基本となるのが、SSL化(通信の暗号化)です。SSL化が完了している場合、サイトのURLは http:// ではなく https:// で始まります。

以下の2つのアドレスが https:// になっているかを確認しましょう。

  • WordPressアドレス (URL)
  • サイトアドレス (URL)

注意点

  • SSL化しているか:レンタルサーバーなどでSSL設定が完了していることを確認してください。
  • 入力ミスがないか:アドレスに余分なスペースや文字が入っていないか、入力ミスがないかを再度よくチェックしましょう。

サイトの言語とタイムゾーンを確認する

WordPress設定画面の一般タブ。サイトの言語を日本語、タイムゾーンを東京に設定

サイトの運営地域や対象読者に応じて、言語タイムゾーンを設定します。

  • サイトの言語: 通常は「日本語」を選択します。
  • タイムゾーン: 日本国内で運営する場合、通常は「東京」を選択します。

補足

タイムゾーンを設定すると、記事の公開時刻などが正確に反映されます。「現地時間」のプレビューで時刻が正しいかを確認しましょう。

日付と時刻の形式をお好みに変更する

WordPress一般設定の日付形式と時刻形式の選択オプション。週の始まりを月曜日に設定

記事に表示される日付時刻の形式を、読者に見やすいように設定できます。

  • 日付形式: 和暦表示、Y-m-d 形式(例: 2025-10-24)など、複数の選択肢から選べます。
  • 時刻形式: 24時間表示(例: 10:27)やAM/PM表示(例: 10:27 AM)などを設定できます。

プレビュー」を確認しながら、最も好みの表示形式を選びましょう。

すべての設定が完了したら、ページの下部にある変更を保存」ボタンを必ずクリックしてください。これを忘れると、せっかく変更した設定がすべてリセットされてしまいます。

WordPressの「表示設定」で初期のインデックスを防ぐ

パーマリンク設定が終わったら、次は「表示設定」に移ります。この設定で最も注意すべきは、「検索エンジンでの表示」に関する項目です。

WordPress表示設定画面。検索エンジンがサイトをインデックスしないようにするチェックボックス

サイト公開前に「noindex」設定を確認する

サイトを作成途中の段階や、テストサイトとして利用している間は、検索エンジンにインデックス(登録)されるのを防ぐために、意図的に「noindex」設定を有効にすること一般的です。

「表示設定」の項目にある「検索エンジンでの表示」のチェックボックスをオンにしてください。

【重要な注意点】

  • チェックが入っている場合: このサイトは検索結果に表示されにくくなります。制作途中はチェックを入れておくのが一般的です。
  • チェックを外す場合: サイトを正式に公開し、検索エンジンに登録してほしい場合は、必ずこのチェックを外してください。チェックが入ったままだと、どんなに良い記事を書いても検索エンジンに評価されず、アクセスが集まりません。

補足

WordPressのこの設定は、検索エンジンに対して「インデックスしないでください」というリクエストを送るものです。このリクエストを遵守するかどうかは検索エンジン側の判定による、ということも覚えておきましょう。

フィードの投稿内容(全文か抜粋か)を設定する

同じく「表示設定」内には、「フィードの各投稿に含める内容」を選択する項目があります。

これは、RSSフィードなどを利用して外部に記事内容を配信する際に、全文を載せるか、記事の一部(抜粋)のみを載せるかを決める設定です。盗用対策サイトへの誘導を促す目的で「抜粋」を選択するのがおすすめです。

WordPressの「パーマリンク設定」で記事のURLを最適化する

サイト運営において非常に重要な設定となるのが「パーマリンク設定」です。パーマリンクは、ブログ記事ごとのURLの構造を決定するもので、SEOやユーザー体験に影響を与えます。

パーマリンク設定の重要性と変更時の注意点

パーマリンク設定は、ブログを公開する初期の段階で必ず完了させておくべき設定です。

【最も重要な注意点】 ブログを公開し記事が増えてからパーマリンクの構造を変更すると、サイト全体のURLが変わり、以下のような深刻な弊害が発生する可能性があります。

  • 検索エンジンでの評価リセット(SEO順位の低下)
  • 過去記事へのリンク切れ(404エラー)
  • SNSでのシェア数のリセット

これらの問題を防ぐためにも、初期設定時に「一般設定」とセットでパーマリンク設定も実施してしまいましょう。

おすすめのパーマリンク構造

WordPressパーマリンク設定画面。カスタム構造が選択され、カテゴリーと投稿名の組み合わせが設定されている

WordPressではいくつかのパーマリンク構造が用意されていますが、SEOや記事管理の観点から、URLがシンプルで内容を伝えやすい以下の構造が推奨されます。

構造特徴URLの例
投稿名最もシンプルで推奨される設定の一つ。URLに記事タイトル(スラッグ)のみが含まれます。https://example.com/renewal/
カスタム構造カテゴリ名と記事タイトルを両方含めることができ、サイト構造を明確に示せます。https://example.com/information/renewal/

もし設定に迷ったら、「投稿名」を選択するか、より細かく管理したい場合は「カスタム構造」を選択し、[category] [postname] をクリックし/%category%/%postname%/とするのがおすすめです。

利用可能なタグ

カスタム構造を設定する際には、日付やカテゴリ名、投稿名などを表す以下の「利用可能なタグ」を組み合わせて使用します。

\%year%\\%monthnum%\\%day%\\%category%\\%postname%\ など

プラグインを整理・削除してサイトを軽量化する

WordPressをインストールした直後は、サーバー側やテーマの導入時に、使用するかどうか分からないプラグインがいくつか初期状態でインストールされていることがあります。サイトの動作を軽くし、セキュリティリスクを減らすために、不要なプラグインは整理しましょう。

初期プラグインの確認と整理

管理画面のサイドメニューから「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」へ進み、一覧を確認します。

注意点:初期プラグインについて

インストールされているプラグインは、ご利用のサーバー会社や導入したテーマによって異なります。中には、サイトの機能に必須なものもあります。

不要なプラグインの対処法

導入時に勝手に入っているプラグインや、機能が不明なプラグインについては、以下の手順で対応します。

  1. 無効化:まず、使用するかどうかわからないプラグインは、安易に削除せず「無効化」しておきましょう。無効化することで、プラグインの機能は停止しますが、必要な場合はすぐに「有効化」に戻せます。
  2. 削除の判断:サイトを公開する前、またはディレクターや関係者へ確認を取り、「今後も使う予定がない」と判断したものだけを削除します。

プラグイン削除の判断基準

  • 【重要】 削除する前に、必ず誰かに確認しましょう。特に、テーマやサーバーの機能と連動している可能性があるプラグインは、削除することでサイトが正常に動かなくなる恐れがあります。
  • 完全に不要なもの(例:テスト用途のプラグイン、過去に試したが使わなかったプラグインなど)に限り、削除しましょう。

プラグインの無効化と削除の手順

WordPressのインストール済みプラグイン一覧。Akismet、Hello Dolly、TypeSquare Webfontsが表示され、それぞれ削除ボタンが付いている

無効化または削除したいプラグインにマウスカーソルを合わせると表示されるリンクから、それぞれ操作を実行できます。

  • 無効化:プラグインを動作させない状態にする。
  • 削除:プラグインのファイルをサーバーから完全に消去する。

SWELLテーマ特有の設定:不要な機能を停止してサイトを最適化する

SWELLテーマには、多くの便利な機能が標準で備わっていますが、サイトの目的によっては使用しない機能もあります。サイトの表示速度向上や管理画面のシンプル化のため、不要な機能は停止しておきましょう。

SWELL設定画面への移動

管理画面のサイドメニューにある「SWELL設定」をクリックし、設定画面を開きます。

SWELL設定画面には複数のタブがありますが、今回は最も右端にある「機能停止」タブを選択します。

推奨設定:画像クリック拡大機能を停止する

SWELLテーマの機能停止タブ。投稿画像クリック拡大機能と広告タグ管理、ふきだし管理の停止にチェックが入っている

SWELLテーマでは、「投稿画像をリックで拡大表示する機能」が初期状態で有効になっています。これは便利な機能ですが、ブログや企業サイトの運用においては、デフォルトではオフにしておくことが推奨されます。

【推奨理由】 サイト全体のデフォルト設定としては機能を停止し、もし特定の記事でのみ画像拡大が必要になった場合に、個別のブロック設定などでオンにする、という運用により、サイト全体の制御がしやすくなります。

非表示設定で機能を選択的に停止する

「機能停止」タブでは、SWELLが持つ様々な機能を個別にON/OFFできます。絶対に使用しないとわかっている機能は停止することで、サイトの軽量化や不要なリソースの読み込みを防ぐことができます。

【今回の設定例】

今回は企業サイトの制作を想定しているため、現時点では使用しない以下の機能を停止(チェックを入れる)します。

  • 広告タグ管理:「広告タグ管理」機能は、アフィリエイトなどの広告をサイト全体で管理するための機能です。使用しない場合は停止することで、管理画面のメニューが非表示になりシンプルになります。
  • ふきだし管理:「ふきだし管理」機能は、対話形式のデザインを簡単に作成するための機能です。使用しない場合は停止することで、管理画面のメニューが非表示になります。

【設定の考え方】

「使用するかどうかわからない」という機能については、一旦そのままにしておき、「絶対に使用しない」と断言できる機能だけを停止するのが良いでしょう。後から必要になった場合は、いつでもこの画面で有効化(チェックを外す)に戻すことができます。

トップページ設定の準備:固定ページの整理と新規作成

既存の不要なデフォルトページの削除

WordPressをインストールすると自動で作成される不要な固定ページ(例: サンプルページ、プライバシーポリシー(下書き))を削除し、環境を整理します。

  1. 管理画面メニューから「固定ページ」→「固定ページ一覧」へ移動します。
  2. 「サンプルページ」「(デフォルトで作成された)プライバシーポリシー」といった不要なページにマウスカーソルを合わせ、「ゴミ箱へ移動」をクリックして削除します。

新しい固定ページの作成とスラッグ設定

次に、これからトップページとして使用するための新しい固定ページを作成します。

  1. 「固定ページ一覧」画面上部、またはサイドメニューの「固定ページ」→「固定ページを追加」をクリックします。
  2. ページタイトルを「トップページ」や「Home」など、分かりやすい名称にします。
  3. スラッグ(URLの末尾部分)の設定を行います。

スラッグ設定の重要性

日本語でページタイトルを設定すると、デフォルトではURLの一部であるスラッグが日本語のままになってしまい、文字化けの原因となります。これを避けるため、必ず半角英数字でスラッグを設定する癖をつけましょう。

  1. 記事編集画面の右側メニューにある「スラッグ」項目を探し、「home」や「top」など、シンプルな半角英数字を入力します。
  2. 設定後、ページは「公開」ボタンを押してページを作成しておきましょう。
    (このページをトップページとして割り当てる作業は後ほど行います。)

「投稿」にも同様にデフォルトで生成される記事があることに気づいた方もいらっしゃるかと思います。
こちらは後々最新記事を自動でピックアップ表示させたい場合などに利用することもありますので、適宜公開までに削除することを覚えておきましょう!

次からはいよいよサイトを見ながらSWELLをコーポレートサイトとして制作していくためのベースを整えていきます。

もう一息、一緒に頑張りましょう!

SWELLテーマの「カスタマイザー」でサイトの外観ベースを調整する

初期設定の後半として、ここからは「カスタマイザー」という機能を使って、サイトデザインのベースを調整していきます。

SWELLにおけるカスタマイザーへのアクセス

WordPress管理画面の外観メニュー。カスタマイズが選択されている

カスタマイザーは、一般的に管理画面の「外観」メニューからアクセスしますが、SWELLテーマではサイトを表示している際の上部バーからも直接アクセスできます。

WordPressカスタマイザー画面。左側にサイト全体設定やヘッダー、フッターなどのメニュー、右側にサイトプレビュー

まずは「WordPress設定」から

カスタマイザーを開くと表示されるメニューのうち、まずは「WordPress設定」の項目から確認します。

WordPressカスタマイザーのメニュー。WordPress設定が選択されている

この「WordPress設定」の項目内に、サイトの基本的な情報や、トップページの割り当て設定が含まれています。

サイト基本情報の設定

「WordPress設定」の項目内の「サイト基本情報」に進みます。

WordPressカスタマイザーのサイト基本情報メニュー
WordPress設定画面。サイトのタイトル、キャッチフレーズ、サイトアイコンの入力欄
  1. サイトのタイトルとキャッチフレーズ
    • サイトのタイトル:サイト上部のヘッダーに表示されるほか、検索結果のタイトル(SEO)にも使われる非常に重要な情報です。
    • キャッチフレーズ:タイトル付近に表示されるほか、多くの場合、サイトのメタディスクリプション(検索結果の説明文)の初期値として使われます。
  2. サイトアイコン(ファビコン)の設定:ブラウザのタブやブックマークバーに表示されるアイコンを設定します。「サイトアイコンを選択」をクリックし、ロゴなどに適した画像(512 x 512 ピクセル推奨)を設定しましょう。
ブラウザのタブに表示されたkomorebi cafeのサイトタイトル、ディスクリプション、ファビコン

WordPressのロゴだったファビコンが、設定した企業ロゴに変わりましたね!

トップページとして固定ページを割り当てる

次に、同じく「WordPress設定」の項目内の「ホームページ設定」に進みます。ここで、先ほど作成した固定ページをサイトのトップとして設定します。

WordPressカスタマイザーのホームページ設定メニュー
WordPress表示設定。ホームページの表示で固定ページを選択し、トップページを指定
  1. ホームページの表示:これを「固定ページ」に変更します。
  2. ホームページ:「ホームページ」のドロップダウンメニューから、先ほど作成したページ(例:「トップページ」)を選択します。

この設定を行うことで、サイトのURLにアクセスした際に、作成した固定ページがトップページとして表示されるようになります。

「サイト全体設定」でサイトの設定をしよう!

WordPressとしてのベースとなる設定が完了しました。
次からはいよいよテーマの設定項目に移ります。「サイト全体設定」の横にSWELLマークが付いているのが分かりますね。

WordPressカスタマイザーのメニュー。サイト全体設定が選択されている

ベースとなる「基本カラー」を設定する

「サイト全体設定」内の「基本カラー」の項目に進みます。

WordPressサイト全体設定のカスタマイズメニュー。基本カラーが選択されている

ここでは、サイトの印象を決定づける主要なカラーを設定します。特にメインカラーは企業のブランドカラーやサイトのコンセプトに合わせて設定することが重要です。

WordPress色設定メニュー。メインカラー、テキストカラー、リンクカラー、背景色の選択ボタン
WordPressカラーピッカー。茶色系の色が選択されている状態
  • メインカラー:サイトのボタンやリンク、一部の装飾に使われる、最も目立つ色です。今回は、テーマのイメージに合わせて「#6d4c41」(茶色系)に変更しました。
  • テキストカラー:本文の色です。初期設定のままでも問題ありませんが、背景色とのコントラストを意識して設定しましょう。
  • リンクカラー:本文中のリンクの色です。
  • 背景色:サイト全体の背景の色です。

リンクカラーに関する重要な常識

ウェブサイトにおいて、リンクカラーを青色に設定することは、長年にわたるデファクトスタンダード(事実上の標準)です。
ユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮すると、「青色=クリックできる場所」という認識が広く浸透しているため、よほどの理由がない限り、リンクカラーは青色のままにしておくことが推奨されます。

フォントを設定する(基本デザイン)

基本カラーの設定が終わったら、同じく「サイト全体設定」メニュー内の「基本デザイン」の項目に進みます。ここでサイトの印象を大きく左右するフォントの設定を行います。

WordPressサイト全体設定のカスタマイズメニュー。基本デザインが選択されている
WordPress基本デザイン設定画面。ベースとなるフォントに明朝体Noto Serif JPが選択されている
  1. ベースとなるフォント:サイト全体で使用するフォントを設定します。初期状態は「游ゴシック」(ゴシック体)が設定されています。
  2. 今回は、企業サイトや落ち着いた印象のサイトに合うように、「Noto Serif JP」(明朝体)に変更します。ドロップダウンメニューから選択してください。

フォントの使い分けのポイント

  • ゴシック体(游ゴシック・Noto Sans JPなど):視認性が高く、カジュアルで現代的な印象を与えます。ブログや情報サイトで広く使用されます。
  • 明朝体(Noto Serif JPなど):上品さ、高級感、信頼感のある印象を与えます。コーポレートサイトやカフェなどのブランドサイトで好まれます。
  1. フォントサイズ:PC/タブレット用、モバイル用それぞれの文字サイズを設定します。特に変更が必要なければ、初期設定のままでも問題ありませんが、ターゲット層が高年齢の場合は、大きく設定することもあります。
  2. 字間(letter-spacing):文字と文字の間の間隔です。標準(normal)で問題ありませんが、デザイン上の理由で詰める・広げることができます。

メインビジュアルの印象を左右する「ヘッダー」設定

サイト全体のデザインの土台が整ったところで、次にサイトの信頼性と視認性を左右するヘッダーを設定します。
ヘッダーはサイトの「顔」として、ロゴ、ナビゲーション、そして重要な問い合わせボタンなどを配置する最も目立つ部分です。カスタマイザーのメインメニューに戻り、「ヘッダー」に進みましょう。

WordPressカスタマイザーのメニュー。ヘッダーが選択されている

ロゴ画像の設定

「ヘッダーロゴの設定」セクションで、企業の顔となるロゴ画像を設定します。

  1. ロゴ画像のアップロード
    • 通常のロゴ画像をアップロードします。
  2. ロゴサイズの調整
    • PC、追従ヘッダー、SP(スマートフォン)それぞれで、ロゴの表示したい最終的なサイズをピクセル(px)で入力します。(設定値は一例です。実際のロゴに合わせて調整しましょう。)

ロゴサイズ調整のポイント

ロゴが大きすぎると他のメニューが見づらくなるため、推奨サイズ(画像内にある32〜120pxなどの記載)を参考に、コンパクトかつ視認性の高いサイズに調整しましょう。

検索ボタン・カスタムボタンの整理

特にコーポレートサイトでは、ヘッダーに検索機能が必須ではない場合や、代わりに「お問い合わせ」などのカスタムボタンを配置したい場合があります。

【検索ボタンの設定】

企業サイトでは検索機能は不要なケースが多いため、表示は非表示に設定します。

  • 検索ボタンの表示設定 (PC、SP両方):ドロップダウンで「表示しない」を選択します。
WordPressカスタムボタン設定。アイコンクラス名にicon-mailが入力されている

【カスタムボタンの設定】

企業サイトの場合、ヘッダー右端のボタンを「お問い合わせ」などに設定することが多いです。

  • アイコンクラス名:「icon-mail」など、問い合わせを連想させるアイコンコードを入力します。(アイコン一覧リンクを参考に設定します。)
  • リンク先URL:お問い合わせページのURLを入力します。(今回は仮のURL「#」を設定します。)
  • テキスト:アイコン下に「お問い合わせ」などのテキストを表示させたい場合は入力します。

サイトの最終情報「フッター」を設定する

サイトの下部に位置するフッターは、サイトの信頼性や回遊性を高める上で重要な役割を果たします。ここでは、特に著作権表示を正しく設定しましょう。カスタマイザーのメインメニューから「フッター」に進みます。

WordPressカスタマイザーのメニュー。フッターが選択されている

コピーライトの設定(著作権表記)

フッターの最下部に表示される著作権表記(コピーライト)を設定します。

WordPressコピーライト設定画面。テキスト入力欄に2025 komorebi cafe All Rights Reservedと入力されている
  1. コピーライト設定」セクションに進みます。
  2. コピーライトのテキスト」欄に、以下の形式でテキストを入力します。

【入力例】 2025 komorebi cafe All Rights Reserved.

著作権表記のポイント

年号はサイトを公開した年や現在の年とし、サイト名(企業名)と「All Rights Reserved.」をセットで記載するのが一般的です。これにより、サイトのコンテンツに対する著作権を明確に示します。

サイトの表示領域「サイドバー」を設定する

サイトのコンテンツ領域の横に表示されるサイドバーは、主にブログ記事やアーカイブページでの回遊率を高めるために使われます。コーポレートサイトの場合、トップページや企業の固定ページでは、コンテンツを広々と見せるために非表示にするのが一般的です。

WordPressカスタマイザーメニュー。サイドバーが選択されている

カスタマイザーのメインメニューから「サイドバー」に進みます。

サイドバーの表示/非表示を決定する

「サイドバーを表示するかどうか」のセクションで、ページの種類ごとに表示設定を行います。

WordPressサイドバー表示設定。投稿ページとアーカイブページにサイドバーを表示するにチェック

トップページや固定ページは、コンテンツを際立たせるため、コーポレートサイトでは非表示にするのが一般的です。
対して、投稿ページやアーカイブ(記事一覧)ページについては、関連記事やカテゴリへの誘導をするために表示を残しておきましょう。

トップページ特有の表示設定を調整する

SWELLテーマには、トップページ(ホームページとして割り当てた固定ページ)専用の便利な表示設定が用意されています。コーポレートサイトとして不要な機能はここで停止し、サイトの表示を整理します。

WordPressカスタマイザーメニュー。トップページが選択されている

カスタマイザーのメインメニューから「トップページ」に進みます。

記事スライダーを非表示にする

WordPressトップページカスタマイズメニュー。記事スライダーが選択されている
WordPress記事スライダー設定。設置しないオプションが選択されている

トップページの中央上部に最新記事などをスライド表示する「記事スライダー」機能は、ブログサイトでは有用ですが、企業サイトやサービスサイトでは情報が散漫になることがあるため、非表示にします。

記事・固定ページの共通エリアを整理する

ここでは、ブログ記事(投稿)と個別の固定ページに共通で適用される設定を行います。特に、企業サイトでは不要な情報を整理し、コンテンツの訴求力を高める表示にします。

WordPressカスタマイザーメニュー。投稿・固定ページが選択されている

カスタマイザーのメインメニューから「投稿・固定ページ」に進みます。

記事下エリアの整理(著者情報とコメントを非表示に)

WordPress投稿・固定ページメニュー。記事下エリアが選択されている

「投稿・固定ページ」メニュー内の「記事下エリア」に進みます。

記事の本文の下に表示されるエリアについて、企業サイトとして不要な機能を停止します。

WordPress著者情報エリアの設定。著者情報を表示のチェックが外れている
  1. 著者情報エリアの非表示
    • 企業サイトや複数人で運営するサイトで、記事ごとに著者の情報(プロフィールやアイコン)を表示する必要がない場合は、「著者情報を表示」のチェックを外します。
WordPressコメントエリアの設定。コメントエリアを表示のチェックが外れている
  1. コメントエリアの非表示(推奨設定)
    • ☑ コメントエリアを表示チェックを外す(コメント欄を完全に非表示にする)

【サイト運営におけるコメント機能の考え方】

コメントエリアを設置するかどうかはサイトの目的によって異なりますが、企業サイトにおいては、以下のリスクを避けるために初期設定で無効にすることを推奨します

  • 最大の懸念事項はセキュリティ上のリスク: コメントフォームを悪用したクロスサイトスクリプティング(XSS)や、悪質なスクリプトの挿入を試みる攻撃の入り口になる可能性があります。
  • スパム対策の手間: 大量の宣伝やスパムコメントへの対策・管理に、常にリソースが割かれます。
  • ブランドイメージの棄損: 不適切なコメントや荒らし行為への対応が必要となります。

SNS情報と企業連携のURLを設定する

近年、企業におけるSNS運用は重要なマーケティングおよびブランディング要素として広く認識されています。SWELLテーマでは、SNSアカウントのURLを設定するだけで、サイトと連携させることができます。

WordPressカスタマイザーメニュー。SNS情報が選択されている

カスタマイザーのメインメニューから「SNS情報」に進みます。

SNSアカウントとお問い合わせURLの入力

「SNS情報」のセクションでは、企業が運用している各種SNSのURLを入力します。

WordPressのRSSページURLとお問い合わせページURLの入力欄
  1. SNSアカウントのURL入力
    • X (旧Twitter)Instagramなど、企業が運用しているSNSアカウントのURLを入力します。
    • ポイント: URLを入力した箇所のリンクアイコンは、ヘッダー上のバーに自動で表示されます。
    • 今回は設定の確認のため、一旦すべてのURLに「#」を仮入力しておきます。
  2. お問い合わせページURLの入力
    • お問い合わせフォームのURLを設定する箇所もあります。お問い合わせページを別途作成した後、ここにURLを設定しましょう。
    • 今回は「#」を仮設定しておきます。

SNS設定の重要性

SNSのURLを設定することで、訪問者が企業のSNSアカウントへ簡単にアクセスできるようになり、エンゲージメントの向上やブランディング強化に繋がります。

初期設定完了! 次はいよいよ「制作」フェーズへ

まとめ:WordPress初期設定で整えた15の重要項目

慣れない作業で大変だったと思いますが、これであなたのサイトはセキュリティとユーザビリティの基盤が整いました。サイト制作に入る前に、私たちは以下の重要な設定を完了させました。

  • 基本設定の徹底: SSL化、タイムゾーン、パーマリンクの設定。
  • 整理と最適化: 不要なプラグインの削除、SWELL機能(画像拡大、スライダー)の停止。
  • サイトの骨格設定: トップページの割り当て、基本カラー、フォントの設定。
  • UXとセキュリティ: リンクカラーの標準化、コメント機能の無効化。
  • 企業情報の設定: ロゴ、ヘッダーボタン、コピーライト、SNS情報の連携。

これらの設定を初期段階で済ませたことで、公開後のトラブルやSEO上の問題を未然に防ぐことができます。

次のステップ:ワイヤーフレームを基にトップページを制作!

初期設定、本当にお疲れ様でした!

ここまでの作業を完了したことで、あなたのWordPressサイトは、いよいよコーポレートサイトとして本格的にコンテンツを構築できる状態になりました。

次の記事からはいよいよ、サイトを見ながらワイヤーフレームを参考に、一緒にトップページを作り込んでいきましょう! メインビジュアル画像を設定し、キャッチコピーを設定したりと、サイトが形になっていく過程はきっと楽しいはずです。

どうぞ、楽しみにしていてください!


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