SWELL CTAウィジェットで差がつくカテゴリー別CTA設定術

2025.11.25
※追記:私の失敗を反面教師にしてください!
実はこのCTAを実装した直後、SEO順位が圏外に飛ぶという冷や汗ものの体験をしました…。 犯人は、いつものクセで使ってしまった「見出しタグ」です。
せっかくのCTAで集客を落としてしまっては本末転倒です。記事の最後に「絶対にやってはいけない設定の注意点と対策法」を追記しましたので、そこだけは必ず目を通してから公開してくださいね!
今日は、SWELLのCTAウィジェットに関する疑問をまるっと解消します。
- 記事下にきちんとCTAを出したい
- カテゴリー別に内容を出し分けたい
- ブログパーツの用途設定をどうすればいいか分からない
- ウィジェットエリアのどこに置けばいいか迷っている
そんなあなたに向けて、実務の手順とコツをセットでまとめました。
- 関連記事上や関連記事下
- サイドバーやフッター
- タグページでの扱い
- スマホ表示での非表示や表示されない症状の切り分け
- キャッシュクリアのタイミング
まで、運用でつまずきがちなポイントも含めて丁寧に案内します。最後まで読めば、今日から迷わずCTAを運用できるはずです。
- SWELLでCTAを出すための設計思想と基本構造
- ブログパーツの用途CTA設定から配置までの実装手順
- カテゴリー別の出し分けや記事内・サイドバー活用の型
- 表示されない原因の切り分けと安全な対処フロー
SWELLでCTAを出すための全体像

まずは「コンテンツを作る」「用途をCTAに設定する」「置き場所に割り当てる」という三層構造を掴みましょう。ここが腑に落ちると、SWELLのCTAウィジェット周りの混乱がスッと解消します。
「CTAウィジェット」という呼び名の正体

多くの方が探すSWELL CTAウィジェットは、実際には単体の機能名ではありません。
SWELLでは、
- CTAに使うコンテンツはブログパーツで作成し、
- 用途をCTAに設定し、
- ウィジェットエリアのCTA(または記事下部・関連記事上など)に配置する、
という一連の流れを指して俗称的に呼ばれています。つまり「ブログパーツ × 用途CTA × 置き場所」の組み合わせが本体です。
ブログパーツの役割と再利用の利点

ブログパーツは、CTAのボタンや画像、広告タグを一度作っておけば、記事下やサイドバー、フッター、記事内など複数の場所で再利用できます。
元のブログパーツを更新すれば、呼び出している全ページに一括反映。キャンペーン差し替えやABテストの実装コストを劇的に下げられます。
WordPress標準の再利用ブロック・パターンとの違い

SWELLのブログパーツは、WordPressの「再利用ブロック」に似ていますが、用途設定(CTA・カテゴリーなど)とテーマ機能が強く連携しているのが大きな違いです。
また、ブログパーツをブロックパターン用途で登録すれば、挿入後にその場で微調整も可能。全体統一が必要なCTAは用途CTAで、記事ごとに文言を変えたいCTAはブロックパターンで、と使い分けます。
要点:CTAは「ブログパーツを用途CTAにして、適切なウィジェットエリアへ配置」する。更新はブログパーツ一箇所で完結。
作成・配置・出し分けの実装レシピ

ここからは手順に落としていきます。
新規作成から記事下への全体配置、カテゴリー別出し分け、記事内・サイドバー活用、そしてトラブル時の切り分けまで、現場のやり方を順に解説します。
ブログパーツでCTAコンテンツを作る


管理画面で「ブログパーツ → 投稿を追加」。タイトル(例:記事下CTA共通)を付け、SWELLボタン・画像・キャプション付きブロック・広告タグなどを組み合わせてデザインします。
公開前に必ず「用途:CTA」にチェック。これを忘れると記事下の自動表示に乗りません。
特に広告リンクは計測の都合で変わりやすいので、投稿が増えれば増えるほど、個別での修正が難しくなります。リンク先やタグをブログパーツに集約しておくと保守性の面からも安心です。
この記事では、より分かりやすくするために出力場所ごとにブログパーツを用意しました。
編集画面にてブログパーツ一覧ページの「呼び出しコード」を入力することで、作成したブログパーツを呼び出して表示することができます。

サイト全体の「記事下」にCTAを配置する


「外観 → ウィジェット」で、「CTAウィジェット」「関連記事上・下」等の任意の箇所にブログパーツの「カスタムHTML」ウィジェットを配置し、先ほどのパーツの「呼び出しコード」を入力。関連記事上・関連記事下のエリアも使えば、関連記事より前・後のどちらにCTAを置くかコントロールできます。
それぞれの設置箇所は、実際に設定したこちらのページで確認してみましょう!
初期設定が不安なら、関連の基本整備を先に。参考:WordPress&SWELLの初期設定ガイド
カテゴリー別にCTA内容を出し分ける


「投稿 → カテゴリー → 該当カテゴリーを編集」でこのカテゴリーのCTAを選ぶと、該当カテゴリーにおいてはサイト全体の共通CTAより優先してそのカテゴリー専用CTAが表示されます。商品A/Bなど複数ラインがあるサイトでは必須テクです。

ピンクのブロックではなくて、薄黄のブロックに上書きされていますね!
実際に設定したこちらのページで確認してみましょう!
記事内・冒頭・まとめ前にCTAを挿入する


SWELLには「ブログパーツブロック」が存在します。「/parts」で呼び出すのが手っ取り早いです。
記事本文の任意位置で「ブログパーツ」ブロックを追加し、作ったパーツを呼び出せます。リード後・H2前・まとめ前など、読者の興味が高まる山場へ自然に差し込むのがコツです。
サイドバーやフッターにも置くと回遊が伸びる


「外観 → ウィジェット」で共通サイドバー、追尾サイドバー、フッター各カラムにも配置可能。記事下×サイドバー×フッターの三点設置は、接触回数を底上げできる定番です。
ただし過剰設置は逆効果なので、1画面にCTAは原則1個を目安に。
デザインの作り方:クリックされる要素の組み方

パターン例:大見出し(ベネフィット)→ 箇条書き(3つの価値)→ 太ボタン(行動文と矢印)→ 補足(返金・サポート)。強い訴求と安心材料をセットで構成すると、クリック率の底上げが期待できます。ABテストはボタン文言 → セカンドテキスト → 画像の順で。
価格や契約などは一般的な目安として触れるに留め、「正確な情報は公式サイトをご確認ください。」「最終的な判断は専門家にご相談ください。」としておくのが一般的です。
スマホで表示されない時のチェックリスト

「PCでは見えるのにスマホで出ない」は現場で最頻出です。下から順に原因を切ると早いです。
- キャッシュクリア:SWELLのキャッシュとブラウザを両方クリア
- ブログパーツの公開状態:下書き・非公開だと管理者だけ見えて読者に出ません
- デバイス制限:画像やボックスに「PCのみ」などの制限が付いていないか確認
- 競合確認:カテゴリーのCTA設定と記事下ウィジェットの二重設定を一旦片方に
- 個別非表示:記事の編集画面で「CTAウィジェットを隠す」にチェックが無いか
キャッシュや反映周りの深掘りは、こちらに詳しく整理しています!

関連記事上・関連記事下のエリアを戦略的に使う

記事下の全体CTAと競合しそうなときは、
- 関連記事上で興味を喚起するリード型CTA
- 関連記事下で割引・特典を提示する決断促進型CTA
に役割を分けるのが自然です。読了直前は離脱が増えるタイミングなので、関連記事上は軽量テキスト+小ボタン、関連記事下はベネフィットを明確化した大ボタンでアクションを後押しします。
配置パターンの基本
- 関連記事上=リード型:課題喚起、資料請求、無料講座、メルマガ登録など
- 関連記事下=特典訴求型:割引、限定特典、トライアル、相談予約など
- 記事下CTA(共通)=本命導線:全体で一貫したメインオファー
要点:1画面につき強調ボタンは1つだけ。色とサイズの主役を決め、残りはリンク風の控えめデザインで競合を避けます。
実装手順おさらい(SWELL)
- ブログパーツで「リード型」と「特典型」を別々に作成(用途はCTA以外でも可)
- 外観→ウィジェットで関連記事上と関連記事下エリアにそれぞれ配置
- 全体の記事下CTAは最優先の本命導線としてデザインを差別化
関連記事のクリックを阻害しないよう、関連記事上のCTAは軽量表示を徹底。ボタン多用は回遊を下げます。
タグページ・アーカイブでの扱い方

タグやアーカイブは一覧性が高く、内部リンクのハブになりやすい場所です。ただし、意図が分散しやすいため、関連性が最も高い1プロダクトに絞った軽量CTAが有効です。テキスト主体+小ボタン程度のミニマル構成で、回遊の邪魔をしない設計にします。
おすすめパターン
- タグ概要直下にミニCTA:課題を1文で提示→小ボタンで詳細へ
- 一覧終端に補足CTA:閲覧完了後の離脱を拾う短い訴求
- サイドバー小型CTA:関連性の高い1オファーのみ、テキストリンク風
過度な多面訴求は回遊を阻害。タグページは情報探索を優先し、CTAは「次の最適行動」をシンプルに提示します。
安全な計測・ABテストの回し方

計測と検証は、ブログパーツ側のみを変更して管理すると安全です。
変更点が散らばると差分比較が崩れるため、1要素ずつ・同条件で評価します。
期間はトラフィックに応じて調整が必要ですが、最低でも1〜2週間以上は確保し、指標はクリック率(CTR)→遷移後CVRの順で見るとボトルネックを特定しやすいです。
運用フロー
- 仮説を1つに絞る(例:ボタン文言を「資料請求」→「無料で資料を見る」)
- 指標を固定(主要KPI=CTR、副次=スクロール到達率など)
- 期間を決める(目安1〜2週間。PVが少ない場合は延長)
- 結果を記録(変更日・変更点・指標・所感をログ化)
- 有意差が出たら本採用。出なければ次の単一要素を検証
(運用例)
| 変更要素 | パターンA | パターンB | 評価期間 | 主要指標 |
|---|---|---|---|---|
| ボタン文言 | 資料請求 | 無料で資料を見る | 14日 | CTR、遷移先CVR |
| セカンドテキスト | 30秒で完了 | すぐ読める要点付き | 14日 | CTR、離脱率 |
| 画像有無 | なし(テキストのみ) | アイコン付き | 14日 | CTR、スクロール深度 |
計測の実装はサイト状況で異なります。正確な情報は専門サイトや書籍をご確認いただき、最終的な判断はぜひ専門家にご相談ください。
ログ管理はスプレッドシートで十分です。列は日付/変更箇所/仮説/KPI/結果/次アクション。結果に納得感が出るまで、同時変更は避けて一点集中で検証を進めましょう。
よくある質問と落とし穴の回避策

Q. CTAを増やすほど成果は上がる?
接触は増えますが、視線の競合も増えます。1画面1CTAと、ファーストビューでは情報より行動を優先が基本。
Q. ページ速度とCTAの両立は?
画像はWebP・遅延読込、外部計測タグは最小限に。装飾は必要最小限で可読性を優先しましょう。
Q. 非表示設定の副作用は?
特定の記事でCTAを隠すと、カテゴリーのCTAも巻き添えで見えないケースがあります。設定は最小単位で、影響範囲を都度確認してください。
サイト全体の設計や初期整備が未完だと、CTA運用にノイズが出やすいです。迷ったらまず基盤から!

価格・割引・返金・安全性など、人生や財産に影響しうる情報は、あくまで一般的な目安として言及に留めます。
「正確な情報は公式サイトをご確認ください。」「最終的な判断は専門家にご相談ください。」などの表現を活用し、特に広告表記やアフィリエイト表記は各ガイドラインに沿って明示しましょう。
SWELL CTAウィジェットで成果を最大化するまとめ
ここまで見てきたように、SWELL CTAウィジェットは単なる機能名ではなく、ブログパーツを用途CTAに設定して記事下やカテゴリー別に配置する一連の仕組みを指します。つまり、運用の理解さえ整理できれば、SWELLの標準機能だけで高品質なCTAを自在に扱えるということです。
ポイントは次の3つです。
- 1つ目はブログパーツの用途設定を正しくCTAにすること。
- 2つ目は全体とカテゴリー別の表示優先度を意識して設計すること。
- 3つ目は「公開状態」「デバイス制限」「キャッシュ」を常に確認すること。
これだけで「出ない」「反映されない」問題の大半は防げます。
SWELL CTAウィジェットを正しく活用すれば、サイト全体の導線が整理され、コンバージョン率が自然に底上げされます。ぜひ今日から、自分のサイトでもCTA運用をチューニングしてみてください。
【追記】CTA設置後に順位が下がらないための注意点

この記事を公開した後、私自身が体験した「CTA設置直後の検索順位急落」という冷や汗もののトラブルと、その解決策を共有します。
デザインにこだわるあまり、SEOの基本ルールを見落としてしまうと、せっかくのCTAが集客の足を引っ張ることになりかねません。
原因:「見出しブロック(H2/H3)」を使ってしまった

結論から言うと、CTA内のキャッチコピーや装飾に「見出しブロック(H2やH3)」を使わないでください。
私は当初、CTAを目立たせるために、以下のように見出しタグを使ってデザインしていました。
- H2:SWELLサイトの制作・修正・カスタマイズ
- H3:大阪・高槻を拠点に…
これをウィジェットで全ページに共通表示させた結果、サイト内のすべての記事の後半に、まったく同じ「H2」と「H3」が出現する状態になってしまったのです。
なぜ順位が下がるのか?

全ページに共通の強い見出しタグ(Hタグ)が存在すると、Googleの検索エンジンは以下のように判断してしまいます。
- 記事テーマのブレ(ノイズ判定): 本来の記事テーマ(例:SWELLの設定方法)とは無関係な「制作」や「地名」の見出しが入ることで、記事の専門性が薄まったと判断される。
- 重複コンテンツの疑い: 全記事の構造が似通ってくるため、「金太郎飴」のような独自性の低いサイトだと評価されてしまう。
実際、私のサイトではこのCTA設置直後、いくつかの記事で検索順位が大きく変動しました。
正しい作り方:「段落ブロック」+「装飾」

解決策はシンプルです。HTMLとしての意味(タグ)は弱めつつ、見た目だけを目立たせれば良いのです。
- ブロックの変換: 「見出しブロック」ではなく、「段落(P)ブロック」、または「グループブロック」を使用します。
- 見た目の調整(SWELL設定): エディタ右側のブロック設定で、以下のように調整します。
- フォントサイズ: 「L」や「XL」にして大きくする
- 書体: 「太字(Bold)」にする
- 文字色: メインカラーなどに変更する
こうすることで、「人間には見出しのように見やすく、Googleロボットにはただの補足テキスト(Pタグ)として認識される」という安全な状態を作ることができます。
「たったタグ1つ」の違いですが、SEOには大きな影響を与えます。CTAを作成する際は、ぜひ「Hタグ禁止」をルールにして運用してください。
【上級編】さらにGoogleに「CTA(チラシ)」だと明示する裏ワザ

「見出しタグを使わない」だけでも十分安全ですが、SWELLの機能を使えば、「これは記事の本筋とは関係ないチラシ(補足情報)です」とGoogleに100%理解させる設定が可能です。
それは、CTA全体を囲むブロックのタグを <aside> に変えること。

- 設定方法: CTA全体を「グループブロック」で囲みます。
- タグの変更: 右サイドバーの「設定」内にある「HTML要素」を、初期値の
divからasideに変更します。
<aside>(アサイド)タグには、「メインコンテンツに関係の薄い補足情報や広告」という意味があります。 これを設定しておけば、記事の評価対象からCTAエリアを明確に切り離すことができるため、SEOへの悪影響をより確実に防ぐことができます。1分でできる設定ですので、ぜひ試してみてください。
